上層路盤
上層路盤とは、下図をご覧の通りアスファルト舗装版の下地となる部分をいいます。
上図のように上層路盤というものは、普段私達が歩いている舗装版から約7㎝ほど下がった部分に存在するものです。
一般的に、粒度調整砕石を使用し15㎝前後の厚さで仕上げます。
使用材料と使用機械と施工方法は下記をご参照下さい。
使用材料と機械
上層路盤の使用材料は主に「石」となります。
一般的には、粒度調整砕石(M-25or40)を利用します。数値の通り砕石の直径は一律25mm又は40mmとなります。
機械は、まず表面の不陸を整正するもの。
モーターグレーダーが一般的でしょう。
そして表面の転圧をするもの。
タイヤローラーとマカダムローラーが一般的でしょう。
施工方法
実際の施工写真です。
砕石(M-25またはM-40)を使用し、モーターグレーダーで不陸が生じないよう敷均し、タイヤローラーとマカダムローラーの複合転圧で所定の密度に仕上げます。
厚さは-25を規格値とし、規格外にならないよう慎重に施工します。